「１０月に鳩山元首相乗った車、右翼車両に約１０分間包囲される」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.04 09:55
今年１０月、東京で鳩山由紀夫元首相が乗っていた乗用車が右翼団体の街宣車に約１０分間取り囲まれていたことが後になって明らかになった。
３日、毎日新聞によれば日本の右翼団体「草莽崛起（そうもうくっき）の会」の会員らが１０月４日午後５時頃、東京千代田区の交差点で鳩山元首相が乗った乗用車を１０台余りの街宣車で約１０分間取り囲み移動を妨げた。鳩山はこの日、明治大学で開かれたシンポジウム「日中友愛外交の道を探る」に参加した後、帰宅するところだった。当時、行事場所の周辺には複数の右翼団体が街宣活動を行っており草莽崛起の会は行事が終わった後、鳩山元首相の車を追いかけて行って取り囲んだという。
日本の警察は３日この団体の関係場所数カ所を業務妨害容疑で捜索して街宣車を押収する方針だ。警察捜査は鳩山元首相の運転手の申告で行われたという。鳩山元首相は８月ソウルの西大門（ソデムン）刑務所歴史館を訪問して日帝強制占領期間の拷問など苛酷な行為について謝罪し、追悼碑の前にひざまずいて合掌もした。