<南北会談>18年ぶりに平壌に着いた韓国大統領の「空軍1号機」…姿を消した太極旗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.18 14:44
18日午前9時49分。平壌順安(ピョンヤン・スナン)空港の空に白い飛行機が現れた。そして、順安空港の滑走路に着陸した。機体の横面には赤色と青色の縞模様が、機尾には太極旗が明らかに見えた。機体には「大韓民国」と「KOREA」、そして大統領を象徴する鳳凰のロゴマークが描かれている。平壌に到着した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の大韓民国空軍1号機(KFA001)だ。
この日、1号機は普段と違った。違うところは飛行機全面上部にある。
文大統領は就任以降、歴訪ごとに専用機の旗手に太極旗と訪問国の国旗を掲げた。いつも掲揚している太極旗と訪問国の国旗がないという点だ。文大統領は米国など単一訪問国を行く時はもちろん、多国会談のための歴訪の時もほとんど例外なしで該当国の国旗を掲げてきた。しかし、今回は太極旗はもちろん、北朝鮮の北朝鮮国旗を掲げなかった。