「アジア競技大会の金メダリスト」のイム・ヨンギュ〔唐津（タンジン）市庁、５３２位〕が日本フューチャーズのトップに上がった。

イム・ヨンギュは２９日、日本の甲府で開かれた日本フューチャーズ第３戦（甲府国際オープン、賞金総額１万ドル）シングル決勝で「トップシード」の内山靖崇（日本・２７６位）をセットスコア２－０〔７－６（６）、６－３〕で勝利し優勝した。彼は１月に軍事訓練を終えて戻ってきてからＡＴＰ大会で初めて優勝した。彼はデビスカップのアジア・オセアニア地域予選に参加して韓国を２回戦に進出させながらコンディションを引き上げた。かつての技量をいち早く回復した模様だ。

イム・ヨンギュは第１セットが峠だった。強力なサーブエースを記録するなど内田を圧倒する姿を見せた。相手サーブまでブレークして３－１までいった。しかし内田も簡単には引かなかった。すぐに３－３まで追いつき、６－６のタイブレークへと試合はもつれ込んだ。イム・ヨンギュは反りを発揮して最初のセットを獲得した。２つ目のセットでは圧倒的だった。２－２の状況から連続２ゲームを獲得して４－２とした。そして自身のサービスゲームを守って６－３で勝利した。

イム・ヨンギュは今大会の優勝でＡＴＰランキングポイント１８点を確保した。来週発表されるＡＴＰ順位で４８０位前後に上昇するものと思われる。