チェーンのない電動自転車、下半期に登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.26 16:08
LG電子は冷蔵庫・洗濯機・掃除機のような家電製品に無線通信モジュールを搭載したユビキタス家電製品を開発した。 スマートフォンを利用してどこからでも操作できるようにした製品だ。 2015年には353億ドル規模に成長すると見込まれるホームネットワークシステム市場を掌握するため、早めに動き出した。 しかし開発した製品はまだ市場に出ていない。 政府から製品が安全かどうか、きちんと作動するかどうかなど認証を受けなければならないが、現在のところ、無線送受信用モジュールが装着された家電製品に対する電磁波適合認証基準自体がないからだ。
マンドも似た問題で頭を悩ませている。 昨年末、世界で初めてチェーンのない電動自転車を開発した。 しかし市販を控え、認証機関がこの製品を自転車に分類するのは難しいとして制約を加えた。 政府の規定には、自転車はペダルのような手段で乗る人の力によって駆動される車両、と定義されている。 この基準によると、マンドの製品は自転車ではなく原動機に分類されなければならず、その場合、免許が必要となるため、販売が難しくなるしかない。
LGやマンドの製品は2種類以上の技術や製品を融合して作った製品だ。 政府は昨年から融合産業、融合製品の重要性を強調してきた。 融合製品の開発を積極的に支援するという計画も繰り返し発表し、このために「産業融合促進法」も制定した。 しかしまだ法律が整備されず、努力して開発した製品が死蔵となる危機を迎えるケースも多い。