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【時論】中・露のTHAAD反発にどう対処するのか=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.14 15:45
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結局、在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備が決定した。中国とロシアは反発し、その後の状況をめぐり国論が分裂し、外交が難局に直面している。中・露の対応の前に立った韓国の外交を見ながら、賛否はともかく、これまで事案を扱ってきた方式を嘆かざるをえない。それが中・露の反発を強めたからだ。

北朝鮮のミサイル脅威に比べて韓国の防御が不足しているというのは、かなり以前から言われてきたことだ。このような時の正常な対応は、不足する部分の対策を立て、国論をまとめながら必要な外交をすることであるだろう。しかしそうはならなかった。

 
10年ほど前に初めて問題が台頭した時から、論争は韓国の安保ではなく米国のミサイル防衛(MD)システムへの編入をめぐって拡大した。保革の政治争点になると、政・軍・官がすべてこの問題を避けた。下層防御では足りないことを知りながらも、成功が不透明な韓国型防御体系開発計画だけを出して伏せておこうとした。

すると在韓米軍が韓国軍に問題を提起した。韓国軍も内心共感したはずだが、政治的に敏感な問題であるためためらった。見兼ねた米軍が自ら配備を推進しようとした。スカパロッティ司令官が2014年に米軍のTHAAD配備に言及するまでの背景だ。

スカパロッティ司令官の発言で論争が起きると、韓国側は事案を伏せることに注力した。スカパロッティ司令官は韓国と公式協議をしていないが、THAAD配備が必要であるため本国に建議したと述べたが、韓国側は公式協議をしていないという点の言葉尻をとらえて「協議したことはない」としらを切った。これが後ほど米側の要請がないため協議もなく、決定もないという「3No」の奇異なスローガンに進化し、中層防御に対する韓国の立場になった。実際、スカパロッティ司令官の言葉の行間には、非公式協議はあったし、そこで共感があって配備を建議したという意味が隠れている。

「3No」はすべてに便利な隠れ場となった。直ちにするべき国民的議論と中・露に対する外交を怠る口実となった。韓国が中層防御を重要な安保イシューとし、主導的に国民的な議論をしながら米・中・露と協議したとすれば、中・露はこの問題を韓国の安保イシューと見なしたはずだ。

しかし我々が数年間にわたり「3No」で対処すると、中・露はこれが韓国の安保とは関連がないという考えを固め、THAADは米国の戦略事業であり韓国は米国の圧力のために悩んでいると認識した。そしていつか韓国が受け入れるのではと疑った。このため中・露は韓国を標的に圧力を加え、韓国が独立国家として賢明に判断すべきだと主張した。

いま疑っていた通りになると、中・露は米国側に立った韓国に後難があるべきだと考えている。では、なぜ韓国はそのように対応することになったのか。韓国社会特有の外交安保談論構造のためだ。政派と理念によって分裂してねじれた談論が渦巻けば、ポピュリズムに鋭敏な政治権力はこれを意識し、官僚は保身を図る。すべてが敏感な事案を避けながら広報性スローガンで糊塗しようという誘惑に駆られる。


【時論】中・露のTHAAD反発にどう対処するのか=韓国(2)

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