【コラム】新シンデレラストーリー…日本の“おやじ女子”にみる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.28 14:39
5~6年前に日本でつくられて韓国でも流行した言葉の中に“コノムルリョ”(日本語で“干物女”)というのがある。職場生活に疲れ、週末は家で一人ビールをちびちびと飲む、恋愛細胞が干物のように乾いてしまった20~30代のシングル女性たちを称する言葉だった。歳月が流れ、その“コノムルリョ”たちは“おやじ女子”になったのだ。“おやじ”は韓国語でおじさん、“女子”は女性という意味で、合わせれば“おじさんのような女性”といった感じだろうか。外見を装うことや恋愛をあきらめて男性化されていく日本の30~40代女性たちを指す新造語だ。あるサイトに載っていた“おやじ女子”自己テストを見るとこうしたものがある。「休日は終日パジャマ」「トイレに行く時は新聞を」「きれいな女子大生を見ると思わず微笑む」など。
日本のフジテレビで先週放映終了したドラマ『ラストシンデレラ』は、“おやじ女子”を主人公にしたドラマだ。10年恋愛休業中の39歳シングル女子の桜。ある日鏡を見ると突然ひげが一筋はえている。危機を察知した桜は、手遅れになる前に恋愛を開始、女性ホルモンの分泌を促進してみることを決心する。折しも彼女の前には15歳も若い青年広斗が登場し、友人のように過ごしていた男同僚まで異性として近づき始めるという“雲をつかむような展開”のロマンチックコメディーだ。