【社説】第2回米朝会談、米国の中間選挙用に変質されてはならない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.22 13:52
第2回米朝首脳会談に青信号が灯り、空回りしていた北朝鮮の非核化に突破口が開かれるか期待されている。ドナルド・トランプ米大統領は20日「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長にまた会う可能性が大きい(most likely)」と明らかにした。また、「北朝鮮が非核化のための具体的な措置を取ったと考える」と付け加えた。会談が実現すれば米朝間の長い対立の末に終戦宣言と本格的な非核化という大妥協の機会が生じるわけなのでうれしいことだ。
トランプ大統領は詳しい内容を打ち明けなかったが、首脳会談が開かれるためには実務レベルで相当な合意が行われるのが普通だ。今回もしばらくは推進力を失っていた非核化への努力に新しい力が加えられることが確実だ。特に、マーク・ポンペオ米国務長官がまもなく北朝鮮を訪問する予定というので、米朝首脳会談の準備がうまくいくことを願う。