【社説】第2回米朝会談、米国の中間選挙用に変質されてはならない

【社説】第2回米朝会談、米国の中間選挙用に変質されてはならない

2018年08月22日13時52分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  第2回米朝首脳会談に青信号が灯り、空回りしていた北朝鮮の非核化に突破口が開かれるか期待されている。ドナルド・トランプ米大統領は20日「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長にまた会う可能性が大きい(most likely)」と明らかにした。また、「北朝鮮が非核化のための具体的な措置を取ったと考える」と付け加えた。会談が実現すれば米朝間の長い対立の末に終戦宣言と本格的な非核化という大妥協の機会が生じるわけなのでうれしいことだ。

  トランプ大統領は詳しい内容を打ち明けなかったが、首脳会談が開かれるためには実務レベルで相当な合意が行われるのが普通だ。今回もしばらくは推進力を失っていた非核化への努力に新しい力が加えられることが確実だ。特に、マーク・ポンペオ米国務長官がまもなく北朝鮮を訪問する予定というので、米朝首脳会談の準備がうまくいくことを願う。

  期待が大きいだけに心配も少なくない。何よりトランプ大統領が第2回首脳会談を11月の中間選挙のための政治的イベントとして活用するかもしれないという点が心配だ。彼が米国有権者に誇示できるような合意を引き出そうとしたが、ややもすると誤った折衷案が出される可能性があるためだ。例えば、北朝鮮が米本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)をあきらめると約束すれば、その代価として不完全な非核化に突然合意することも可能だということだ。われわれが考えられる最悪のシナリオだ。

  習近平中国国家主席がまもなく北朝鮮政権樹立日である9・9節行事の出席のために北朝鮮を訪問するという。第3回南北首脳会談も来月中に予定されている。9月末、金委員長がニューヨーク国連総会場に参加するかもしれないというシナリオも広がっている。北朝鮮の非核化が原点に戻る可能性もあり、ゴルディウスの結び目を切るように一度に解決される可能性もある。政府は重大な変曲点を控えて神経を尖らせ、わずかな失敗もなく徹底的に備えなければならないだろう。
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