国産のキムチと白菜から寄生虫の卵が検出されたが、安全性にはほとんど問題がないことが分かった。 検出された卵はすべて人体に感染しない未成熟状態だったからだ。 先月21日、中国産キムチから検出になった寄生虫の卵も未成熟の状態であり、人体には害がないことが明らかになった。 中国産キムチから寄生虫の卵が検出されたという食品医薬品安全庁(食医薬庁)の性急な発表が、国民の不安感をあおる格好となった。
保健福祉部(福祉部)と食医薬庁は国産白菜キムチ502製品を調べた結果、16製品(3.2%)から寄生虫の卵が見つかったと3日、発表した。 国産キムチから寄生虫の卵が検出されたのは今回が初めて。 中国産キムチの場合、先月21、27日の2度にわたり計23社・30製品から寄生虫の卵が検出された。 回虫の卵が4製品、犬・猫回虫の卵が9製品、種類が分からない寄生虫の卵が3製品から出てきた。 4製品から見つかった回虫の卵は、人のものか豚のものかまだ確認されていない。