韓国軍「国防部イントラネットがハッキング、中国瀋陽からのアクセス…北朝鮮の仕業と推定」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.07 11:21
韓国軍の内部専用回線(イントラネット)である「国防網」がハッキングされたことは国軍サイバー司令部の隷下部隊のワクチンサーバーにイントラネットとインターネットがつながっていたのが原因だと国防部当局者が6日、明らかにした。今回の国防網ハッキングにより、一部の軍事機密が流出した。
韓国軍は一般行政の場合は一般のインターネットを、セキュリティーが必要な作業は他のネットワークの国防網を活用している。このため、国防網はハッキングに対して安全だと思われてきた。国防部当局者は「9月23日、軍が運営するワクチンサーバーが悪性コードに感染された事実を確認した後、調査を行った」とし「隷下部隊の一つのサーバーにインターネットとイントラネットが同時につながり、『接点』が作られていた事実を確認した」と話した。しかし、この接点がどのように作られたのかはまだ確認されていない。サイバー会社の関係者は「該当部隊は2年前に新設されたが、サーバーを構築して点検する過程で作業者が作業後にこれを遮断しておかなかった可能性がある」と説明した。