口蹄疫汚染水・旅客船沈没事故…情報を隠す韓国、隠蔽疑惑でデマ拡散(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 08:47
2010年秋から口蹄疫が韓半島(朝鮮半島)を襲った。翌年春まで豚331万8298頭、牛15万864頭が全国2277カ所に埋却された。2011年夏には埋却地から浸出水が流出し、地下水を汚染し始めた。一部の地方自治体が密かに埋却地を移転した事実までが明らかになった。上水源にまで浸出水が流れたというデマが広まり、国民の不安が深まった。
当時「透明な社会のための情報公開センター」は全国16広域地方自治体と農林水産部・環境部・行政安全部に埋却地に関する情報公開を請求した。しかし地方自治体は環境部に、環境部は農林水産部に情報公開の責任を押し付けた。結局、2年が過ぎて政府が公開したのは、広域別の埋却地数の合計と補強工事の回数などだった。
チョン・ジンハン情報公開センター所長は「上水源汚染の話がずっと出ていたが、それが事実でないということを説得できなかった」とし「公開を先送りするほど多くのデマが出てきて、政府の釈明性の情報は隠蔽疑惑につながった」と述べた。