トランプ氏、軍事オプションをすでに検討したかも…「金正恩委員長、他の道を模索しなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.12 12:50
連日、北朝鮮に向かって強硬な発言を吐き出しているトランプ米大統領が11日(現地時間)「北朝鮮が愚かに行動すれば、軍事的な解決法は今でも十分に準備・装填されて(locked and loaded)いる」と明らかにした。彼はこの日、ツイッターに「金正恩委員長が他の道を模索しなければならない」と書き込んだ。
これに先立ち、CNNなど米メディアは「米国防総省が多様な北朝鮮に対する軍事オプションを用意してトランプ大統領にまもなく報告するだろう」と報じた。トランプ大統領の発言は軍事オプションに対する検討がすでに行われたという意味のようだ。
彼は10日には「(8日に話した)『火炎と怒り』は十分に強い発言ではなかった。今に見ていろ」とした。「北朝鮮が火炎と怒りにぶつかることになるだろう」としながら北朝鮮に対する軍事力使用の可能性を示唆したことに続き、警告の度合いを一層高めたわけだ。彼は休暇地であるニュージャージー州トランプナショナルゴルフクラブでマイク・ペンス副大統領、ハーバート・マクマスター国家安保補佐官などと緊急安保会議を開いた。彼は「先制打撃も検討するか」という記者の質問に「私は先制打撃について絶対に話さない。どのようなことが起きるかは見守る必要があるだろう」と話した。不意の対北朝鮮先制打撃も排除していないことをにじませ、「態度を変えなければ、北朝鮮はどの国も経験したことのない苦痛に陥るだろう」という警告もした。