朴槿恵（パク・クネ）大統領が執権２年目の国政運営の２大基調として「統一」と「経済再生」を提示した。６日に行われた就任後初めての記者会見で朴大統領は、「南北分断による社会分裂と費用を減らすため韓半島統一時代の基盤を構築していく。大韓民国が世界的に一段階さらに跳躍するためには南北の対立と戦争の脅威、核の脅威から抜け出し韓半島統一時代を開かなければならない」と話した。

朴大統領は続けて、「北朝鮮が非核化のための真の歩みを踏み出すならば、南北と国際社会は韓半島の実質的平和はもちろん北東アジアの共同繁栄に向けた意味のあることができるだろう」と強調した。

このために朴大統領は「北朝鮮の住民に対する人道的支援を強化し民間交流も拡大していくだろう」と明らかにした。朴大統領は昨年失敗に終わった南北離散家族対面を今年の旧正月（３１日）に再推進することにした。朴大統領は、「昨年離散家族対面を４日後に控え突然取り消されたのはあまりに残念なことだった。北朝鮮が離散家族対面で最初のボタンをかけて南北関係に新たな契機を作れればと思う」と期待を示した。

朴大統領の離散家族対面提案は金正恩（キム・ジョンウン）第１書記が１日の新年の辞で「南北関係改善の雰囲気を作らなければならない」と述べたことにこたえる性格が濃い。人道的問題を最初の１歩として南北関係を進展させていくという意味だ。


＜新年記者会見＞朴大統領「離散家族再会で南北関係の最初のボタンをかけよう」（２）