「ハノイ会談前に制裁解除の有無に答えを」…北朝鮮、ビーガン代表に求めを通達
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 11:06
北朝鮮が今月6~8日、平壌(ピョンヤン)協議でスティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮政策特別代表に首脳会談前に対北朝鮮制裁解除に関する米国の明確な立場表明を求めたと複数の外交筋が14日に伝えた。外交筋は「米国代表団は2泊3日の間(非核化などに関する)北朝鮮の立場を確認し聞くことに多くの時間を割いた」と明らかにした。
首脳会談を目前にして会談したが、双方は会談場所のみ確定しただけで実際には探り合いをしたということだ。ビーガン代表は11日(現地時間)、ワシントンを訪問した文喜相(ムン・ヒサン)国会議長など与野党代表団に会い、「今回の北朝鮮訪問は交渉ではなく協議だった。交渉は来週始めるだろう」と言及したのも北朝鮮の要求を聞くことに注力した平壌訪問だったためだというのが外交筋の説明だ。