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【取材日記】「財テクの裏切り」が呼び起こしたコインブーム=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.08 11:32
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私の仕事場は汝矣島(ヨイド)です。証券会社と資産運用会社が最も多く集まっている「財テク1番地」です。昨年の証券市場は良かったです。KOSPIは8年来の最大幅で上がり(21.8%)、コスダックも1999年以来の最高値(798.42)を記録しました。しかしこの1年間の汝矣島の話題は株式やファンドではなく暗号通貨(仮想通貨)でした。

汝矣島の証券マンも証券市場専門家である前に会社員です。特に20~30代の新人社会人の間で暗号通貨に対する関心は熱風のようでした。

 
20代が家長である世帯の平均資産は昨年基準で9781万ウォン、30代の世帯は2億8641万ウォンです。これすらも莫大な借金の上の資産です。20代の世帯は平均4778万ウォン、30代の世帯は平均8037万ウォンの借金(金融負債)を抱えています(統計庁)。彼らが資金を増やせる手段はあるでしょうか。

年1~2%の預金・積立金金利では物価上昇率にもついていくのは大変です。貯蓄だけしていては元金を事実上食いつぶす格好になりかねません。不動産で財テクをするには家を買わなければなりません。昨年12月基準でマンション1戸の平均価格は3億1355万ウォン、ソウルは6億5991万ウォンです(韓国鑑定院)。

借金まで含めて純資産1億ウォン前後であるほとんどの20~30代に「家テク」は絵に書いたモチです。急騰する伝貰・月貰の保証金を埋め合わせるのにも苦しい水準です。株式も代案ではありません。昨年株式市場は金融危機以後で最高の好況を迎えましたが個人投資家は疎外されました。数千億~数兆ウォンを運用する外国人投資家と機関投資家が多く投資した大型銘柄だけ主に上がりました。

「仮想通貨取り引きはポンジ(金融ネットワーク詐欺)だ」(金容範金融委員会副委員長)とか「形のないビットコインバブルははじけるだろう」(崔興植金融監督院長)という金融当局の警告も現場には通じません。

代案がないので「暗号通貨は詐欺だ」という脅しが受け入れられるはずはありません。小額で数十倍・数百倍稼いだといううわさまで加わった暗号通貨に財テクの出口を見つけられない20~30代が集まるほかありません。

暗号通貨の好況はさまざまな面で1999年のITコスダックブームに似ています。背景には97~98年の通貨危機による家計破産がありました。少ない資金で大金を稼げるという誘惑がITバブルの原因でした。現在のコインブームがITバブルの結果にまで似ないことを望むばかりです。

チョ・ヒョンスク/経済部記者

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