韓経:金融不均衡より実物経済を懸念…韓銀、利上げの可能性低下
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 11:04
韓国銀行(韓銀)が今年最初の通貨信用政策報告書を出し、昨年強調していた金融不均衡に対する懸念の表現を大幅に減らした。最近、住居価格が下落して貸出増加傾向が弱まり、家計負債問題が緩和したという判断が作用したとみられる。
半面、世界的な景気減速と輸出鈍化の可能性は高まったという見方を示した。韓銀の関心が利上げ要因の「金融不均衡」から利下げ・据え置き要因の「実物経済への懸念」に変わったことで、年内利上げの可能性も低下したと分析される。