対北朝鮮原油中断の結論を出せなかった米中首脳「北京談判」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.10 07:40
米中両国が葛藤と対立の代わりに協力と実利を選択した。しかし北核解決法に進展はなかった。
米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席は9日、北京で首脳会談を行い、大規模な経済協力の締結で貿易不均衡問題の衝突を避けた。北朝鮮の核問題では断固たる非核化の意志を再確認しながら協力を強化することにしたが、従来の立場から進展した解決法は引き出せなかった。
トランプ大統領は中国の役割が重大だという普段の持論を展開した。取材陣の前で「我々(米中)が共に手を握れば北朝鮮の解放と自由を実現できる」とし「みなさんの主席(習近平主席)が努力すれば、この問題は解決する可能性がある」と述べたりもした。北朝鮮に向かう原油パイプラインの閉鎖が米国の要求だ。