サムスン電子、光州にロボットが金型製作するスマート工場(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.20 10:49
スマート技術は生産ラインの革新も成し遂げている。光州工場の無風エアコン組み立てラインに勤める作業員は大型拡張現実(AR)モニターでエアコン組み立て方式を2週間で身につけた後に実戦に投入される。実際のラインで組み立てるエアコン内部と同じ様子をモニターに映し出し、どの色の電線をどこに連結するのか、どのような順序でねじを締めるのかなどをあらかじめ練習するものだ。また、工場内の適正温度と冷媒充電量などもスマートフォンで調節できるよう「コネクテッド工場」(インターネットにつながった工場)機能も導入した。
室外機生産過程は人とロボットがペアを組んだようだ。ロボットがコンプレッサーを持ち上げて室外機の底に置くとコンベヤーベルトに乗って作業員に渡される。ボルトとナットを締め上げ機械外観の傷の有無を検査する作業は人が担当する。機械と人が互いに得意なことで分業がされているのだ。