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【時視各角】「腐ったエリートは必要ない」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.07 10:38
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「腹の底から込み上げてくる怒り」を最近、何度も経験している。大統領は「任期短縮」という言葉で政界を混乱させ、与党代表は弾劾案発議を「あり得ないこと」と言いながらいざ発議されるととぼけた姿を見せ、絶対的な権力を振りかざした元民情首席秘書官は住居不明で聴聞会出席要求書が返送され…。

「民衆は覚醒した。腐りきったエリートは必要ない」。先週末、忍耐の限界に達した市民が集まった汝矣島(ヨイド)セヌリ党本部前の集会では、このように書かれた大きな旗が高く掲げられた。巧みに卵の塔を積み上げ(累卵)、「運命の一週間」を来週、再来週へと延ばしてきた大統領の姑息な手法はもう終わりが見える。しかしこの旗はその終わりから始まる「ポスト朴槿恵(パク・クネ)時代」に起きるかもしれない混乱の兆しを強弁していた。

 
「知識人の没落」 「エリートに対する不信感」。朴槿恵(パク・クネ)ゲートが残した最も深い傷あとはもしかするとこの部分なのかもしれない。梨花女子大教授が大統領の最側近という理由だけで崔順実(チェ・スンシル)被告の娘の不正入学と便宜を図るのに率先し、元教授の青瓦台経済首席秘書官は大統領の一言で企業から資金を吸い上げて脅迫もした。若くして国家試験に合格した英才は公の組織を私的に流用する大統領の行動隊長となり、誰であれ問題を提起すれば組織から除去するのに率先した。知ってみると、我々の社会の最高エリートは実は思考も魂もなく悪の平凡性を実践した「アイヒマンの後えい」だったという事実。「悪の実行者にならないためにどうか考えることを放棄するな」というハンナ・アーレントの警告はすっかり忘れたという事実の前に我々は言葉を失った。

「広場政治」が代議民主主義社会に登場したのはそれ自体で国が失敗したことだ。国政には無能ながら不正腐敗の連帯を形成した大統領とエリート官僚を議会と司法機関は牽制できず、一部はその連帯の強化を後押ししたという疑いがかけられる。国会議員は大統領の腐敗が明るみに出た後にも私心と欲の前で損益を計算し、優柔不断になることを恥じなかった。国民が容認しない「大統領の名誉ある退陣」を云々しながら取引を図り、広場の力に押されて弾劾列車を運行した。


【時視各角】「腐ったエリートは必要ない」=韓国(2)

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