韓国人のゲノムマップ完成…オーダーメイド医療の道開く
韓国人の遺伝子・染色体情報を持つゲノムマップが初めて完成した。
嘉泉(カチョン)医科大学の李吉女(キ・ギルヨ)糖尿研究院は、韓国生命工学研究院国家生命資源情報管理センターと共同で、キム・ソンジン博士のゲノムマップを作り解読するのに成功したと4日に発表した。ゲノムマップとその解読の結果が公開された人は世界5番目、国としては4番目だ。
ゲノムマップは遺伝子治療、個人別オーダーメイド型医療時代に大きな役割を果たすことが期待される。キム博士のゲノムマップは韓国人の標準ゲノムマップとして活用される。これまで韓国人の遺伝子を研究するときも、2003年に国際ヒトゲノムプロジェクトで作られた米国人のゲノムマップを標準としてきた。