新政権発足直前の2月中旬、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安全保障会議(NSC)事務室にあった職員のパソコンがハッキングとみられるコンピューターウイルスの攻撃を受け、一部の国家資料が流出したことが22日、明らかになった。
青瓦台の関係者はこの日、「NSC事務室の職員個人のパソコンが、悪性コードが入った電子メールによってウイルス感染し、パソコンに保存されていた一部の資料が外部に流出したことが確認された。電子メールを送ったIPアドレスは過去にハッキング事故が多かった周辺国と推定される」と説明した。