わいせつ物あふれる米国「Tumblr」…韓国ではなぜ処罰できない?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.07 14:36
簡単すぎる加入手続きとあわせて有害掲示物を管理する安全装置がないことも問題だ。「女」「カップル」のような単語だけを使って検索しても売春をあっ旋するような投稿文とユーザーが数百件余りヒットする。タンブラーはインターネット事業者ならば法的告知義務のある個人情報保護方針と利用約款もすべて英語だけで提供している。「タンブラーは米国会社なので米国法と管轄権に従う」とし「すべてのサービス約款は英語のみで提供している」というのが彼らの説明だ。
タンブラーに掲載された掲示物で被害を受けたり私生活が侵害された時に申告するメニューも無用の長物だ。アプリで「被害申告」のボタンを押しても、被害類型を「Malicious or hate speech」(嫌悪発言)、「Self-harm」(自害)など英語だけが表示されている。