潜在成長率は初の2%台に下落…「生産性の高さは構造改革しけなれば」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.14 10:04
韓国経済の「最大の能力値」である潜在成長率が2%台に落ちたと韓国銀行が分析した。韓銀は13日に発表した「経済展望報告書」で2016~2020年の潜在成長率を年間平均2.8~2.9%と推定した。
韓銀が2%台の潜在成長率を発表したのは今回が初めてだ。潜在成長率はある国の経済が労働や資本などの生産要素を動員して追加的な物価上昇を誘発せずに達成できる最大成長率を意味する。
韓銀は2015年12月に2015~2018年潜在成長率を3.0~3.2%と推算した。今回、潜在成長率を下げたのだ。韓銀は「韓国の潜在成長率は2000年代初期には5%前後だったが、継続して下落傾向にある」と評価した。