イケアコリアの商品価格 安いものはより安く、高いものはより高く?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.27 11:27
韓国1号店のオープンを1カ月後に控えた“家具恐竜”イケアの商品価格に不満の声が出ている。イケアは11月13日、韓国語のホームページをオープンし、主な商品の価格を公開した。イケアは年に1回、製品カタログを発行する。カタログの各製品の価格は国によって異なる。イケアコリア側は「徹底的な市場調査と為替レート、関税はもちろん、経済事情や物価を考慮して価格を決める」と明らかにした。このように一度決まった価格は新しいカタログが発行されるまで約1年間維持される。韓国語版カタログは200万部ほど発行され、事前申請者を対象に11月24日に無料で配布される予定だ。特にアジア最大規模の光明(クァンミョン)店のオープンを控え、特大号限定版を作成したという説明だ。まだ配布されていないが、すでにホームページを通じて価格をチェックした人たちは「他の国より高い」と不満を表している。
イケアコリアがホームページの最初の画面に公開した6品目の価格とイケア米国のホームページの価格(括弧内)は次のとおりだ。イケアPS2012ドロップリーフテーブル24万9000ウォン(約19万9700ウォン)、ポエングアームチェア3万9900ウォン(約5万5800ウォン)、MALM3段チェスト7万9900ウォン(約5万5800ウォン)、モーライーゼル1万9900ウォン(約1万6722ウォン)、ロスコグカート6万9900ウォン(約5万5800ウォン)、ブサリベッドフレームと収納ボックス4個セット39万9000ウォン(約30万ウォン)。米国の価格は11月20日基準の為替レート1ドル=1115ウォンで計算したものだ。製品別に3000-10万ウォン近く差がある。この中で米国より安い品目はわずか1つ。とはいえ「イケアコリアの価格が外国より無条件に高い」というのは無理がありそうだ。これら製品のほか、国内のカタログに掲載された約2000商品のうち他の国より高いのもあり、安いものもある。にもかかわらず国内の消費者がイケアコリアの価格に不満を抱く理由は何か。