<経済革新3カ年計画>「統一準備委を統一コントロールタワーに…NSC並みの役割」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.26 11:01
構成委員では5人前後の当然職委員と関連機関の機関長、そして30-40人の委員が委嘱される可能性が高い。当然職委員とは外交・統一部長官をはじめ、大統領秘書室長、外交安保首席、民主平和統一副議長などが含まれ、国立外交院、統一研究院、脱北者定着支援機構であるハナ院など関連機関が参加することが議論されている。細部的に統一準備委の傘下に小規模な独立事務局を置き、経済・行政・憲法など分野別委員会の実務的疎通を担当する見込みだ。
朴大統領は「今後、統一準備委が民間団体、必要なら外国民間団体の助けを受けて準備を十分にしなければいけない」と強調した。また「向こう側(北)のメンタリティーがどうかということを脱北者との多くの面談であらかじめ研究できる」とも述べた。したがって統一準備委が構成されれば、「1090平和と統一運動」のような民間団体との協力も摸索されるとみられる。
政界では前向きな評価が多かった。しかし細部の役割には懸念を表した。セヌリ党の金栄宇(キム・ヨンウ)議員は「韓国内の葛藤を克服し、共感を形成するため、党と市民団体、野党の声まで包容する構成をしなければならないだろう」と提案した。