<平昌五輪>氷点下20度の開会式リハーサルの夜 「カード機が凍って現金使った」(2)

<平昌五輪>氷点下20度の開会式リハーサルの夜 「カード機が凍って現金使った」(2)

2018年02月05日10時53分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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開会式の時に配布される防寒6点セット。(写真=チョ・ヒジンさん)
  別の入口を探しました。ところが時間が経っても列がなかなか進まないのです。イライラのあまり入場券をチェックするボランティアメンバーに「どうなっているのですか」と尋ねました。「チェックする機械が凍って作動せず、待ち時間が長くなっている」という返事が返ってきました。

  スタジアムに入ったところで午後8時。ゲートごとに設置した防風フェンスのためか、スタジアムの中に入ると激しい風は弱まりました。横にいた女性観客は冷たいプラスチックの座席に座るのがこわいのか、躊躇していたようです。幸い、私は座布団タイプのカイロを持ってきたおかげで冷たい椅子にも座ることができました。

  リハーサル内容は具体的に申し上げることができません。ですが、薄い服を着たまま公演する人を見るとかわいそうに感じました。それでも出演陣が外部に長くいなかったことは良かったと思いました。

  お腹がすいてきたので売店を探しました。ご存じのように、外部からの飲食物搬入は禁止されています。それでホットク2個(5000ウォン)とおでん串2個(4500ウォン)を買いました。クレジットカードで決済しようとしましたが、売店スタッフが困った表情になりました。スタッフは「とても寒いので、クレジットカードリーダー機が凍っている。作動しない」と言いました。私は現金があったのでまだ幸いでした。

  トイレまでは5分もかからない距離でしたが、向かう途中、非常に寒かったです。コンテナで作られた漢江(ハンガン)公園のトイレを思い浮かべてもらえればいいかもしれません。それでもお湯が出てきたので大丈夫でした。暖房休憩所は特に暖かく感じませんでした。人々の出入りが激しくて、ドアがほとんど開けっ放しになっていたからです。傘の形をしたパティオヒーターは10人余りが囲んでようやく辛うじて暖かさを感じる程度でした。

  午後9時ごろになると寒さに震えて疲れた人々が席を立ち始めました。運動靴だけを履いてきたある男性は「足の指が取れそうだ」と言って、突然飛び出しました。靴下を二重に重ね履きして、カイロまで貼り付けていた私でさえ足が冷えました。手袋を二重にした手もかじかみました。

  午後9時30分ごろにリハーサルが終わり、15分ほど歩いてシャトルバスに乗り、珍富駅に到着しました。午後10時34分、清涼里行きのKTXを乗って、午前0時近くにソウルに到着しました。9日に開かれる開会式に行く方々は、どうか徹底した防寒対策を講じて会場に向かってください」

<平昌五輪>氷点下20度の開会式リハーサルの夜 「カード機が凍って現金使った」( 1)

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