わいせつ物あふれる米国「Tumblr」…韓国ではなぜ処罰できない?(1)

わいせつ物あふれる米国「Tumblr」…韓国ではなぜ処罰できない?(1)

2017年12月07日14時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ソーシャルメディア「Tumblr」の公式サイトでユーザーの積極的な参加を進めるメッセージ。
  電子メールアドレスとID、パスワードを入力する。携帯電話などによる認証手続きもないため未成年者でも自分の思いのままに年齢を入力すれば加入することができる。「カップル」「女性」のような一般名詞を検索ウインドウにタイプするとすぐにわいせつ掲示物が登場する。

  米国生まれのソーシャルメディア「Tumblr(タンブラー)」が有害性掲示物を放置していることをめぐって問題になっている。韓国ではタンブラーは外国サイトという理由だけで国内法の制裁を受けず、米国タンブラー本社では問題になるようなコンテンツに対する規制と管理をしていないためだ。

  6日現在、青瓦台(チョンワデ、大統領府)のサイトに設置されている苦情受付コーナーには、5万4000人のネットユーザーが「タンブラーのような海外サイトがわいせつ物など有害掲示物を無断で配布することを処罰してほしい」という請願文に署名している。先月30日に掲載されたこの文は、現在、急速に請願要請数を増やしている。もし1カ月以内に国民20万人以上がこの文に署名すれば、政府および青瓦台関係者がこの問題について回答をしめさなくてはならない。

  2007年、21歳だった米国の青年デイヴィッド・カープが作ったタンブラーはソーシャルメディアとブログを合わせたようなサービスだ。思い思いの写真や短いコメントを手軽に掲載して人々と共有することができる。サービスの開始と同時に世界的な人気を呼ぶことができたのは、芸術やデザイン系で仕事をしている人々が特色のある作品や写真を掲載しているからだ。タンブラーはフェイスブックやツイッターの人気の中でもマニア層を形成し、世界的な人気を獲得した。現在、世界的に3億4500万人が加入しており、過去10年間に投稿された記事だけで1540億件を越える。

  創業者でタンブラーのCEOだったカープは2013年にYahoo!にタンブラーを約11億ドル(元レートで約1236億円)で売却した。その後、Yahoo!のインターネット事業本部がVerizon(ベライゾン)に売却されたことを受けてタンブラーはベライゾンの子会社になった。カープも先月末、タンブラー創業10年で一線を退いた。

  カープが辞任したのは、タンブラーが米国内でも各種有害性掲示物を放置して犯罪を助長しているという論争に巻き込まれたことと無関係ではない。米国でも昨年12月未、成年者の性関係動画が出回り、ニューヨーク・マンハッタン州裁判所が「映像を流した281人の個人の身元を公開せよ」と命じた。

  しかしプラットホーム事業者であるタンブラーは法的処罰を避けたため倫理的な批判が強まった。

  韓国でもタンブラー加入者数の増加にあわせて売春や性犯罪などを暗示したり未成年者に有害な成人用掲示物も幾何級数的に増えている。5日、ソウルに未成年者の性暴行を画策する投稿がタンブラーに掲載され、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署が捜査に入ったが、投稿した中学生を探すことができないという理由で捜査がすぐに打ち切りとなった。

わいせつ物あふれる米国「Tumblr」…韓国ではなぜ処罰できない?(2)

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