1000兆ウォン規模の原発市場1位を狙う中国…韓国は手を離すのか(2)

1000兆ウォン規模の原発市場1位を狙う中国…韓国は手を離すのか(2)

2017年08月11日17時11分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  現在の原発市場は米国(発電量基準33%)とフランス(16%)の両強構図にロシア・中国・韓国が後に続いている局面だ。最近、原発市場で頭角を現しているロシアの戦略も中国と似ている。ロシアは次官を通じて直接原発を建ててあげる方法を取っている。

  米外交専門紙のフォーリン・アフェアーズは最近、米ウェスティングハウス・エレクトリックの破産の最大恩恵国としてロシアを挙げた。同時に、韓国は脱原発政策によって縮小されるものと見通した。

  韓国が独自で開発した3世代原発「APR-1400」は今月、米国原子力規制委員会(NRC)の設計認証審査で3段階を通過した。フランスは自ら審査を中断し、日本は申請して10年が過ぎたが1段階だけを通過した状態だ。韓国原子力学会関係者は「APR-1400が3世代原発のうち世界で初めて商業運転に成功した一方、競争類型のフランスのEPRと米国のAP1000はまだ商業運転に着手していない」と話した。

  このように、世界最高の原発技術を保有したが、輸出には赤信号が灯っている。政府の「脱原発」宣言によって事実上、動力を失ったという指摘だ。2014年開発した次世代原発APR+から行き場がなくなった。APR+は発電容量を1500メガワット(MW)に増やして安全性も高めたAPR-1400の後続モデルだ。慶北盈徳(キョンブク・ヨンドク)の天池(チョンジ)1、2号機に導入される予定だったが、建設計画が暫定中断された。

  その他、技術開発事業も白紙化の危機だ。政府は9日、ナトリウム冷却高速炉(SFR)と使用済み核燃料処理技術であるパイロプロセシング研究を続けるかどうかを公論化を通じて決めることにした。

  その一方で、海外輸出は積極支援するという立場だ(ペク・ウンギュ産業通商資源部長官)。ソウル大学原子核工学科のソ・ギュンリョル教授は「安全が懸念されて建てないとしながら、技術を売るといえば誰がその話を聞くだろうか」と話した。ソ教授は「華龍1号はAPR-1400の技術力を相当部分吸収したもので、スマートフォンに例えばギャラクシーSシリーズの模造品のようなもの」とし、「60年間積み重ねてきた原発技術が蓄積された3世代原発で市場をリードする機会をつかんだが、国際競争力を失う危機」と話した。

  韓国型原発開発の責任者であるイ・ビョンニョン博士は「中国とロシアだけでなく、米国と台湾なども韓国の原発設計人材を吸収しようと関心を見せている」として「新古里(シンゴリ)原発5、6号機の建設を中断すれば、高い社会的費用を払うことになるだろう」と話した。

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