韓国軍、北の核・ミサイル対応に5年間に8兆7000億ウォン投入
ⓒ 中央日報日本語版2015.04.20 17:09
韓国国防部は有事の際、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するため、来年から5年間に8兆7000億ウォン(約9580億円)を投入することにした。
国防部は20日、こうした内容の2016-2020年国防中期計画を発表し、戦力運営と防衛力改善分野に投入される国防予算232兆5000億ウォンを確定した。戦力運営費155兆4000億ウォン(年平均5.2%増)、防衛力改善費77兆1000億ウォン(年平均10.8%増)などだ。
国防部はこのうち北朝鮮の核・ミサイル打撃のためのキルチェーン(Kill Chain)に6兆ウォン、韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系に2兆7000億ウォンの計8兆7000億ウォンを確定した。これは「2015-2019中期計画」に比べ7000億ウォン多く、北朝鮮の核能力が高度化されたという判断による。