外国人が離れる韓国株式市場…日本は2%急騰(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.19 11:11
◆「新興国の不安解消されてこそ財布開く」
国際原油価格が小幅反騰し、FOMCの結果が悪くなかったため、短期的には外国人の売りがピークを過ぎたという分析が出ている。チョ・ユンナム大信証券リサーチセンター長は「FOMCを控えてあらかじめ株式を売り、会議後にまた買いに転じるのが今年の外国人の売買パターン」とし「追加で大規模に売る可能性は低いと予想される」と述べた。
しかし外国人の「ATM(現金自動預け払い機)」の役割をする韓国株式市場の特性上、新興国の不安が解消されるまでは外国人の復帰を期待しにくいという指摘が多い。今年に入って外国人投資家が購入した韓国株は、アジア主要6カ国のうちインド(168億ドル)、台湾(122億ドル)に次いで3位(58億ドル)。一方、今月に入って17億ドル分を売り、台湾(22億ドル)に次いで多くの資金を回収した。