＜金正日死亡説＞重村教授の主張に対する日本国内の反応
金正日（キム・ジョンイル）国防委員長の死亡説と影武者説を主張した「金正日の正体」は出版から１カ月足らずで６万５０００部が発行され、ベストセラー目録に入った。
にもかかわらず日本メディアの反応は慎重だ。 主要日刊紙は著者の重村教授の主張をほとんど取り上げていない。 一方、放送局は何度か重村教授にインタビューをしたり、対談プログラムに招待したりした。
北朝鮮専門家の反応も概して否定的だ。 テレビ朝日の番組で辺真一（ビョン・ジンイル）現代コリア編集長は「情報機関でもない民間学者がどのようにして金委員長の情報をキャッチできるのか」と疑問を表した。 石丸次郎アジアプレス代表は「重村教授が言う証拠は１次情報ではなく、２－３の橋を渡った間接的な情報だ」と述べた。