訪米中の文喜相（ムン・ヒサン）国会議長が１３日（現地時間）、「韓半島（朝鮮半島）の平和定着問題が解決すれば、『コリアディスカウント』が『コリアプレミアム』となる韓国経済を期待できる」と述べた。

文議長はこの日晩、ニューヨークで行われた現地同胞招請懇談会で韓国の経済状況に関する質問を受け、このように答えた。懇談会にはワシントンでの日程を終えてニューヨークに移動した文議長を含めて与野党議員団７人が出席した。訪米議員団は１４人だったが、羅卿ウォン（ナ・ギョンウォン）自由韓国党院内代表らがワシントンで別の日程に入り、議員団の規模は半分に減った。

文議長はこの席で文在寅（ムン・ジェイン）政権の経済政策を積極的に支持した。文議長は「経済的正義を実現して正しい国を作ろうとする希望がろうそく革命の民心の中にある」とし「文在寅政権ですべての経済基礎のパラダイムをそのような方向に合わせるしかなかったということを（皆さんは）理解するはず」と説明した。続いて「みんなが良い暮らしをする世の中を作ろうとしたところ（経済政策の効果は表れるが）時差も生じて、不利益を被る人も出る」と説明した。

文議長は２７、２８日にベトナム・ハノイで開催される２回目の米朝首脳会談に言及し、「わが民族の運命の決定的な日になるはずで、非常に大きな変化が予告される」と期待を表した。

続いて「一に韓米同盟強化、二にも韓米同盟強化がいつよりも必要な時点であるため（与野党が）力を合わせてきた」とし「日程はタイトだが、ペロシ米下院議長（民主党）らに会う時間を確保し、前向きな反応を得た」と評価した。