韓国副首相「正規職は過保護、企業は恐くて採用できない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.27 10:50
崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副首相兼企画財政部長官が、「正規職に対する過保護のために企業が恐れて人材を採用できずにいるだけに労働市場の改革が必要だ」との認識を示した。25日に記者らと懇談会を行った席でのことだ。崔副首相は、「経済で最も重要なのは人材だが、一方では求人難、別の一方では求職難を訴えているのが現実だ。労働市場改革で良質の雇用を作らなければならない」と強調した。
労働市場改革の主な内容には賃金体系改編が取り上げられた。崔副首相は、「正規職は増えるのに月給も上がり続けるので企業は耐えられない。社会的大妥協を通じ少しずつ譲歩してウィンウィンになれるようにしなければならない」と話した。彼は「(正規職に対する)解雇を簡単にするよりは賃金体系を変えるなどいろいろな方法がある。妥協が可能なテーブルに座りいろいろなことを議論することができる」と付け加えた。