ライス米補佐官「北朝鮮、権力移動の兆候なく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.14 08:40
ホワイトハウスの高位当局者が40日連続で公式の席上から姿を消していた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対するクーデター説を低く見ているという立場を公式的に表明した。
スーザン・ライス米国ホワイトハウス国家安保補佐官は12日(現地時間)「現時点で北朝鮮で私たちが決定的だと見るだけの権力移動の兆候は、見られない」と明らかにした。ライス補佐官はこの日、米国NBC放送の番組『Meet the Press』に出演して「金正恩が依然として北朝鮮の指導者だと確信しているのか」という質問を受けて、このように答えた。ライス補佐官は「私たちは北朝鮮で広がっていることを注視しており、今後も関心を持って見守り続ける」と話した。この日のインタビューはほとんどがイスラム国(IS)に対する米国の立場を説明するというものだったが、終わりごろに北朝鮮についての質疑応答もあった。米国でも金正恩第1書記の状態について関心が広がっていることを物語る。