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韓国、来年度予算のうち30%を福祉分野に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.19 09:37
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来年度予算の30%は福祉関連分野に使われる。福祉予算比率が30%を越えたのは今回が初めてだ。企画財政部は経済活性化と民生安定のために来年度の予算を今年より20兆ウォン(5.7%、約2兆820億円)多い376兆ウォンで組んだことを18日、明らかにした。景気浮揚のための「スーパー予算」だ。国民1人当りの租税負担は551万ウォンと推算される。福祉関連分野には今年より9兆1000億ウォン多い115兆5000億ウォンが配分された。社会間接資本予算と創造経済予算も増額された。来年の公務員給料は3.8%引き上げされ、兵士の給料も15%上がる。

景気浮揚と福祉のための支出が増え、財政健全性論議が加熱する見通しだ。来年度の財政赤字は33兆6000億ウォンで国内総生産(GDP)の2.1%に達する。金融危機直後である2009年(3.8%)以降最大の規模だ。国家債務も570兆1000億ウォンに増える。GDP対比35.7%で歴代最大だ。

 
韓国政府は来年度予算案を23日まで国会に提出する。今回の予算案は国会先進化法により11月30日まで審議が終わらなくても翌日国会本会議に自動付議される。野党の議事進行妨害も12月1日深夜12時まで可能だ。

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