農心、中国での累積売り上げ10億ドル突破
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.18 11:37
農心の中国法人の累積売り上げが10億ドルを超えた。1999年に上海の生産工場を現地法人に切り替えてから15年ぶりのことだ。累積売り上げ10億ドルは、1個あたり3.5中国元(約611ウォン、約56円)で販売する「辛ラーメン」18億個分に相当する。特に農心の中国事業は最近3年間で年平均19%ずつ成長している。
99年の中国進出初年度、農心はラーメンの味だけでなく包装・規格などを韓国製品と同じようにした。「ブランドを現地化させて短期的な成功を収めるよりは、商品のブランドパワーを信じて韓国的な味で正面から攻略してみよう」という辛春浩(シン・チュンホ)会長の逆発想的戦略のためだった。中国に進出した他企業と違って農心は、辛ラーメン・安城(アンソン)湯麺・インスタントチャジャン麺(ジャージャー麺)・ノグリなど韓国での人気商品をそのまま輸出した。韓国的な辛い味と農心ブランドをそのまま中国に輸出するという戦略がうまく合致したというのが農心の分析だ。