スコットランドで活躍中の奇誠庸（キ・ソンヨン、２３、セルティック）の株価が上がっている。 今度は朴智星（パク・チソン、３２）が所属するマンチェスター・ユナイテッドが奇誠庸に関心を見せているという報道が出てきた。

英国のサッカー専門サイト「フッティバンカー」は１１日（日本時間）、「ＭＦの空白に苦しむマンＵが奇誠庸に関心を向けている」と伝えた。 最近、マンＵの中盤はけが人の続出で崩れつつある。

ダレン・フレッチャーは原因不明の腸炎、トム・クレバリーは足首のけが、アンデルソンは負傷から回復したものの不調が続いている。 マンＵのファーガソン監督は昨季を最後に引退したポール・スコールズをまたプレイングコーチに復帰させ、８日のマンチェスター・シティとのＦＡカップ試合に出場させた。

しかし奇誠庸のマンＵ行きの現実性は高くないとみられる。 フッティバンカーは年末、「アーセナルが独ブンデスリーガの有望株獲得を考慮中。 朴主永（パク・ジュヨン）に続く韓国人ストライカー」と孫弘敏（ソン・フンミン）の名前に言及したが、これは噂に終わった。 今回の記事に信憑性の高い関係者のコメントはなかった。

またセルティックは最近、奇誠庸を移籍させない方針を明らかにした。 セルティックのレノン監督は「現在の戦力をそのまま維持する。 奇誠庸ら主軸選手は売らない」と述べた。

しかも最近、ビラム・カヤルが足首を負傷してシーズンアウトとなった。 カヤルは奇誠庸とともにセルティックのＭＦを支えてきた。 残りのシーズン、セルティックで奇誠庸の役割がさらに重要になったのだ。

フッティバンカーは奇誠庸について「スコットランドリーグ２０試合のうち１５試合に先発出場した。 欧州リーグでも活躍した。 ２０１１年に韓国の今年の選手賞を受賞した」と紹介した。 また奇誠庸の予想移籍料として７００万ポンド（約１２５億ウォン）を提示した。これは今まで出てきた金額のうち最も高い。 今月初めアストン・ビラが移籍料６００万ドル（約１０７億ウォン）で奇誠庸の獲得を希望しているという報道もあった。 奇誠庸の株価がずっと上昇しているのは確かだ。