「6カ国、永遠にない」という金総書記、条件付き復帰で2000万ドル獲得
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.07 08:23
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が5日、中国の温家宝首相と会談し「朝米交渉の結果次第で、多国間協議に臨む」との立場を表した。
北朝鮮国営・朝鮮中央通信や中国・新華社通信が報じたところによると、多国間協議には北朝鮮の核問題を話し合う6カ国会談も含まれる。発言自体だけ見てみると「6カ国協議は永遠にない」という頑強な立場を撤回し、条件付きで6カ国協議に復帰する意思を明らかにしたものと考えられる。2000万ドル(約18億円)の援助を約束したとされる温首相が引き出した成果といえば、成果ではある。