韓国新公取委委員長「大企業の不当行為を遮断、良い雇用を増やす」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.19 15:25
財閥狙撃手が登場した。文在寅(ムン・ジェイン)政権の最初の公正取引委員会(公取委)委員長に内定した金尚祖(キム・サンジョ)漢城大教授だ。まだ人事聴聞会が残っているが、企業はすでに緊張している。金候補は18日、初めて出勤し、記者懇談会を開いた。金候補は懇談会の途中、「聞こえにくい」という指摘を受けると、マイクを持って記者の前に出てきた。
この日、金候補は強力な改革意志を明らかにした。金候補は「4大グループ(サムスン・現代自動車・SK・LG)が30大グループ全体の富の3分の2を占める」とし「一部の上位グループに政策を集中するというのは事実であり、大統領もこれに共感した」と述べた。大企業を集中監視する組織は復活させる。金候補は「企業集団課を局に拡大し、経済分析能力と調査機能を正常化する」と述べた。