「金正恩、父の弔問に訪れた李姫鎬氏を冷遇」…南北関係は冬眠期(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.10 16:01
北朝鮮としては新政治民主連合の朴智元(パク・ジウォン)議員、林東源(イム・ドンウォン)元統一部長官らが北朝鮮訪問団からはずれたのも好ましくないとしてそうしたのかもしれない。
また最近の北朝鮮の対南・外交政策が影響を及ぼしたという主張も多い。北朝鮮は最近、自国利益に合致しない場合は徹底的に冷遇し、圧迫を受ければ強攻に対応する戦略を駆使している。先月末には金剛山(クムガンサン)観光地区内のマツの森に病虫害が発生すると直ちに南側に支援を要請した。だが5日に開かれた京元(キョンウォン)線の南側区間の復元起工式に参加してほしいという南側政府の要請は断った。東国(トングク)大学のキム・ヨンヒョン教授(北朝鮮学)は「金正恩が状況を見渡してみて結局、李氏と面談をしても実益がないと判断したようだ」として「中途半端に面談をする場合かえって自身の立場だけが狭まるとみたもの」と分析した。