成長する音声認識技術市場、韓国語は認識率低く(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.13 16:48
「私の声、聞こえてる? ドアを開けて」。「悪いが、デイブ。それはできない。あなたとフランクが私を殺そうとしているのを知っている」。世界的な名将スタンリー・キューブリック監督が1968年に制作した空想科学(SF)映画『2001年宇宙の旅』に出てくるセリフだ。声の主人公は木星に向かうディスカバリー号の船長デビッド・ボーマンと人工知能コンピュータ「HAL-9000」だ。HALはあたかも信号の赤信号または一つ目小僧のような姿で、船長のボーマンとチェスを楽しみ、対話をしながら宇宙船を統制する。しかしある時、エラーのために混乱し、作動を止めようとする人間を攻撃する。
この映画から半世紀近く過ぎた現在、「話すコンピューター」はすでに映画の中の想像や研究室だけの話ではない。スマートフォンなどモバイル機器に人工知能基盤音声認識機能が入り、本格的な「手の中のアシスタント」時代が開かれていることだ。