米国「韓中は為替介入を自制せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.17 08:48
ウォン・人民元対ドル。為替戦争が再び点火する兆しを見せている。宣戦布告は米国がした。米財務省は15日、韓国と中国を狙い「為替レート介入を自制せよ」と警告した。1年に2回議会報告用に作成する「国際経済および為替相場政策報告書」を通じてだ。
米財務省は、「正確な数値が公開されたのではないが、昨年下半期に韓国の外為当局がウォン上昇の速度を制御するため市場に介入したとみられる」と明らかにした。それとともに「昨年の韓国の経常収支黒字は国内総生産(GDP)比6.1%で、1999年以降で最大を記録した。世界金融危機のあった2008年以前より多くの黒字を出した数少ない国のひとつ」とした。ドルが韓国に押し寄せたことで上がるウォンを韓国政府が人為的に押さえ込んだという主張だ。