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【コラム】韓国社会、自然ではない死について黙想しよう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.25 13:31
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今、韓国社会は自然ではない死が投げかけるメッセージを正しく解釈し、反省しているだろうか。日々、疑問だけが増える。先生はこの質問に対する痛恨の覚醒と返事を促した。遠くは韓国戦争(朝鮮戦争)から近くはセウォル号惨事まで、死者の魂を、わい曲とごまかしで繰り返し殺害しているのではないのかと問うていた。

「地域間の葛藤の壁を、分別のない政治家らが自分の群れを集めるために再びつくろうとする姿を、私たちはじっと見ているだけでなく同調することさえしなかっただろうか。使う場所のないイデオロギーのために血を分けた私たちの兄弟の胸に互いに銃刀を突きつけながらも、いまだにこれについての信念を自慢しているではないか」。

 
カン・ジュンヒョク先生は文化において創造エネルギーと公益精神を唯一強調した。理論を前面に出した外国留学派とは違い、この地が育てた芸術家と現場の力を背負って人々の間で働いた。韓国建築界に共同善の概念を吹き込んだイ・ジョンホ教授と意が通じて、統一時代以降を見通した文化の青写真を広く描いていた。

カン先生は私席で近頃、韓国社会に自分の考えだけが絶対的に正しいと言い張る人々が増えて、むだな葛藤とエネルギーの浪費に気づかない状況になっていると心配していた。それと共に、このような心づもりで統一を迎えることになれば、いかに多くの犠牲がともなうかと思うと身震いするとも語っていた。

自然ではない死が相次ぐ社会は、構成員を患者にするがん病棟のようだ。譲歩のない主張と偏狭な考えが、国民を時限付きの命に追い込んでいる。戦争ではない戦争をするように生きていかなければならない日々が人々をなぎ倒す。好葬よりも惨葬が増える国は、正常ではない。カン先生が残したメッセージを繰り返し黙想してこそ、子供たちを生かすことができる。

チョン・ジェスク論説委員兼文化専門記者


【コラム】韓国社会、自然ではない死について黙想しよう(1)

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