準空母・イージス艦…日本の海軍力、中国を上回る世界最強レベル(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.03 09:35
米軍が運用中の垂直離着陸輸送機MV-22の別称はオスプレイだ。空を飛び、急降下して水中の魚を捕らえるミサゴを意味する。従来のチヌークヘリコプターに比べ、速度は2倍、搭載能力は3倍、行動半径は4倍向上した最先端武器だ。日本は昨年末、中期防衛力整備計画(2014-2019年)を決め、オスプレイ17機を導入することにした。尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる中国との紛争に備えるための措置だ。
24兆6700億円規模の軍備増強計画には、オスプレイのほか、無人偵察機グローバルホーク3機、空中給油機・潜水艦・水陸両用装甲車などが含まれた。米国のオスプレイ販売はイスラエルを除けば日本が唯一。
日本が1日、「戦争できる国」を宣言し、自衛隊の戦力に関心が集中している。国際軍事力評価機関グローバルファイヤーパワー(GFP)が今春、核戦争力を除いて評価した軍事力の順位によると、日本は10位(韓国9位)だった。ストックホルム国際平和問題研究所(SIPRI)が集計した2013年軍事費支出順位では世界8位だ。しかし、これは今まで交戦権を認めず専守防衛(防御ための武力のみ行使)原則に徹底したためであり、先端武器など「質」でいえばはるかに強力だと評価される。特に海軍力は世界最高レベルであり、中国の戦力を上回るという評価が多い。さらに経済規模世界3位の日本の国内総生産(GDP)に対する国防費比率は1%と、経済協力開発機構(OECD)国家のうち最も低い。米国は3.8%、中国は2.0%だ。それだけ軍備拡充の余力があるという意味だ。正規兵力数も24万7160人と、人口(1億2700万人)に比べて低い水準だ。