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「2階建て韓屋」生かし、街も再生=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.09 15:22
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住宅を建てたいと調べてみた人なら誰でも「韓屋は高い」と口をそろえる。キム代表も「平屋なら敷地も広くなければならず、資材も良いものを使わなければならないが、そうするしかない」と同意した。一戸を建てようとすると、いくらかかるだろうか。1990年代までは韓屋を新築するのに少なくとも今の相場で1坪あたり1500万ウォン(約150万円)かかった。

以前のような単層の韓屋を作ろうとするなら広い敷地も必要なため、家1軒に7億~8億ウォンはかかる。

 
北村HRCが手がける韓屋の価格はどの程度だろうか。キム代表は「あえて韓屋に住みたい理由は何なのか」と問い直した。建築主は共通して「心が楽になり、自然の音を聞ける家」を挙げるというのが彼の説明だ。それで韓屋の構造と設計も実際にその家に住むことになる建築主と最大限相談して決めて、そこに合わせて価格も策定する。「建築家のカラーを取りはらい、建築主のカラーにするのが韓屋であり、無条件に1坪あたりいくらと定めるのは意味のないこと」というものだ。

それでもお客さんが大体どの程度かと尋ねると「とても安くて1坪あたり600万~700万ウォン、中間ぐらいが1000万~1500万ウォン、そして高級建物は2000万ウォン以上」と答える。代わりに「一度作った韓屋は、最低150年はきちんと使える空間でなければならない」と強調した。建ててから30年たてば老朽建物だとして壊すアパートとは違い、3世代がそのまま暮らせるほど価値が長い建物であってこそという話だ。

だが、いわゆる“学士酒屋”のような韓屋が量産される可能性には憂慮を表わした。彼は「この頃、韓屋の建築費を低くするためにモジュール化の導入などが議論されていて、新しい形態の韓屋が普遍化する恐れがある」としつつも「自然や人を無視した千編一律的な韓屋は、一般のコンクリート建物と変わらない」と強調した。

単純に伝統の外形をまねるのではなく、時代性を取り入れなければならないというのがキム代表の考えだ。それで韓屋の様式に従いながらセキュリティーや断熱、家族人数の変化を考慮した家を建てる。彼は「例えば景福宮(キョンボックン)のような長い韓屋を建てると窓が多くなるが、この頃の世の中ではセキュリティーに脆弱だという短所がある」と指摘した。このため同じ住居用の韓屋を建てても敷地の状況によって建物を「┐」の字や「⊂」の字に折って、この中に窓戸や断熱フィルムを使って熱を閉じ込めるというやり方だ。

人が多く建物の過密な都市生活で韓屋が必要な理由は何か。キム代表は「韓屋は都市ではなく自然にそった家」としながら「人が都市で失くした考え方や音の余白を、韓国式家屋が取り戻してくれる」と答えた。“良い家”は値段の高い家ではなく、本来の住居空間としての役割を尽くさなければならないということだ。層間騒音のような社会的問題も解決できるというのはおまけだ。キム代表は8年前、自身の事務室もやはり北村の入り口にある韓屋に移した。玄関のチャイム音がして天井でばたばた足音がするのではなく、広場に入れば風が木の葉を揺らす音で満たされる家だ。


「2階建て韓屋」生かし、街も再生=韓国(1)

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