生産ラインを止めて賃金は受ける…現代車労組「新種ストライキ」(1)

生産ラインを止めて賃金は受ける…現代車労組「新種ストライキ」(1)

2017年12月07日13時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  現代自動車の労働組合(民主労総現代車支部)が自ら「新概念闘争戦術」という新しい形態のストライキを始めた。現代車労組は「この30年間行ってきた秩序正しい全面ストは使用者側に打撃を与えることができなかった」とし「組合員の損失を最小化し、使用者側には最大限の打撃を与える新概念闘争戦術を始める」と明らかにした。10月に発足した新しい労組が主導した最初のストだ。

  現代車はその間、賃金団体交渉に進展がない場合、組合員全員が同時にストをする全面スト方式を主に使ってきた。部分ストをしても組合員がお互い時差を置いてするケースは多くなかった。

  今回は違う。ひとまず同じ日にストをするにしても少し時差を置くことにした。例えば5日のストを見ると、昼間の勤務者が最初にスト(午後1時30分-3時30分)をし、5分後に彼らを補助する勤務者がストに参加した(1時35分-3時35分)。この人たちがストを終える頃になると、別の非生産ライン勤務者が合流(2時50分-4時50分)し、3時からは代理級以下の事務職もスト(3-5時)に入った。このようなストが終了してから約3時間後には夜間の勤務者がストを始めた。

  組合員1人あたりのストの時間は2時間にすぎないが、工場の稼働が実質的に中断する時間ははるかに長い。コンベヤーベルト操業の特性上、一つの工程が止まればその後の工程も一斉に停止するからだ。生産ライン勤務者がストから復帰しても同じだ。この時はコンプレッサーなど装備を支援するチームや施設支援チームなどがストをする時間だ。これら勤務者が復帰するのを待つと、工場はまともに稼働しない。勤労者個人は2時間ずつストをするだけだが、工場は事実上、停止する。

  7日にするストはさらに独特な形態だ。この日、現代車でエンジン・変速機などを製造する間接事業部は順に3時間の部分ストが予定されている。しかしコンベヤーベルトで車体を組み立てる生産ライン作業者は正常に操業する。間接事業部がエンジンを生産してこそ車体に搭載できるが、在庫がなければ翌日に正常出勤してもラインを回せないという点を狙ったのだ。

  同じ組立ラインの勤務者でも毎日ストをする時間が異なる。昼間の組立ライン勤務者は5日と8日には午後にストをし、6日には午前にストをする。夜間組立ライン勤務者も6日には晩(午後6時前後)にストをし、5日・8日には夜(午後9時前後)に工場を止める。

  このような複雑なスト方式には「時給は受けよう」という計算がある。組合員がストをすればストの時間は月給から抜ける。昨年、現代車労組が過去最長期間(24日)のストをして月給が減ると、一部の組合員が不満を表した。今回のストの場合、部分ストで工場稼働時間は80%減ったが、組合員は2、3時間の時給しか減らないという考えだ。

生産ラインを止めて賃金は受ける…現代車労組「新種ストライキ」(2)

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