大統領選の有力候補らが繰り広げている激しい論争の焦点が、ソル(旧正月)を控えて「経済大統領」に移された。論争は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が先月25日、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長について「実物経済をやや知っているからと言って経済がうまく行くわけではない」と語ったことから始まった。
大企業の最高経営責任者(CEO)だった李前市長への高い支持率のためだろうか。他の有力候補らも経済の側面から李前市長を集中攻撃した。李前市長は1日、公営放送KBS(韓国放送公社)ラジオの番組『こんにちは、イ・モンリョンです』で「経験せず、仕事をしてみたことがないために、(盧大統領は)庶民のための政策を取ったものの、庶民がさらに厳しい状況に置かれた」と応戦した。