砕氷船を初めて派遣…韓国は極地研究の途上国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.19 09:04
昨年12月18日、国内初の砕氷船アラオン号が仁川(インチョン)を出港した。韓国は南極に基地を置く世界20カ国のうち19番目に砕氷船を保有することになった。しかし国内極地研究水準はまだ劣悪だというのが専門家の評価だ。
国内極地専門研究機関は1986年に設立された海洋研究院付設極地研究所が唯一。1年間の予算は約300億ウォン(約24億円)。米国は国立科学財団の極地プログラム事務局が極地研究を専門的に行い、毎年5000億ウォンの予算を使っている。ドイツ・英国など先進国も毎年1000億ウォンを超える予算を投資し、極地研究に注力している。極地研究所のチン・ドンミン政策室長は「国内の極地専門研究員が海外に仕事を求めて出て行く状況」と説明した。