「無印良品の哲学? 消費者に要らないモノは売らない」(2)

「無印良品の哲学? 消費者に要らないモノは売らない」(2)

2018年03月06日11時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  --生活の基本になる商品はどのように、どのような方式で作るのか。

  「品質には問題がないが、形が良くなくて捨てられる素材を使ったり、漂白など無駄な工程を減らしたりして無意味な包装をしない形だ。私たちが目指しているモノは『空っぽ』のものだ。単にデザインがシンプルという意味ではない。本質に充実しているが、使用者が活用する様々な余地を残すことだ」

  --世界的に愛される理由は何だろうか。

  「無印良品の考え方が好まれていると思う。私たちが標ぼうする価値は理想的なもので完全に同意しにくいかもしれない。服は無印良品を選んでも家具は良くないと感じるかもしれない。私たちのシンプルさを好む範囲は人によって違うが、売る品目が生活全般をほぼカバーしており、幅広い支持を得ているのではないかと思う」

  --7000種類以上の品目を販売している。専用工場があるのか。

  「別に持っている工場はない。望む基準を満たした工場と契約を結ぶ。ベトナムなど東南アジア諸国連合(ASEAN)地域と中国で多く生産している。専用工場も悩んだが、私たちがその工場の運命を左右する立場は望ましくないと判断した」

  --ホテル事業にも進出した理由は。

  「無印良品は社会が困っている問題に答えを出すことができればやってみようと考えている。ホテルは気楽に休むには高くて、特に日本のビジネスホテルは狭い。無印ホテルはシーズン、非シーズンを問わず価格がすべて同一で専用サイトで予約を受け付けるために手数料がかからない。今年中国に続き、来年には日本にもできるが、韓国にも導入したい」

  --日本の店舗は食品分野も強化している。韓国にも変化があるだろうか。

  「食品はこれから重点的に育てる領域だ。韓国で食品販売を拡大してほしいというニーズがあり、法に則って搬入できる商品から取り扱うため、日本より種類が少ない。輸入規模も拡大する計画で、韓国生産も考慮している」

  --韓国店舗の商品価格が日本より高いという意見もある。

  「輸入するものなので追加コストがあり、詳しく言うことはできないが、韓国の流通構造上やむを得ずかかるコストがある。自主的に規模を拡大してより多くの製品を持ってくるか、韓国で作る形でコストを減らすために悩んでいる」

  --資本主義で企業はモノをたくさん売らなければ維持できないのに、要らないモノは売らないという無印良品の価値観が矛盾しているのではないか考えたりもする。

  「たくさん売りたいという考えはできるかもしれない。ただし、少なくとも消費者にとって要らないものを買わせたと思わせたくはない。ゴミを作らないということだが、そうなると消費が減るということから常にジレンマに陥っている。だが、そのようなジレンマが無印良品がより良い商品をつくるように導く大事な力になる」

「無印良品の哲学? 消費者に要らないモノは売らない」(1)

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