「安倍氏、平昌五輪の時に金与正氏に会おうと入口で待ったが不発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.13 06:41
安倍晋三首相が日朝首脳会談を加速化させている中で昨年平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長に会おうと努力した事実が一歩遅れて伝えられた。朝日新聞は日本政府の高位関係者を引用して「安倍首相が(昨年2月9日)平昌五輪の開会式に参加した時、金与正氏との接触を目標に据えたが(不発になった)」と11日付けで報じた。
新聞によると、安倍首相は開会式が始まる直前まで開会式会場の入口に立って金与正氏を待った。だが、開会式が始まるまでに金与正氏が現れなかったため、あきらめて会場に入って接触は実現できなかったということだ。
安倍首相は同日、先立って開かれた事前レセプション行事では北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)当時最高人民会議常任委員長に会った。同じテーブルに座った金委員長に日本人拉致問題と北朝鮮の核・ミサイル問題に対する解決を短い時間内に圧縮して要請した。