7万人の韓国人留学生、米国での専門職就労厳しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.20 08:47
米国で専門職として就労するのがさらに難しくなるものとみられる。トランプ米大統領が18日に外国専門職人材の米国内就労を厳しくする大統領令に署名した。大統領令には「米国製品を買い、米国人を雇用せよ(Buy American,Hire American)」という名前が付いた。トランプ大統領が大統領選挙期間中に強調し続けてきたスローガンだ。
トランプ大統領はウィスコンシン州の工具製造会社スナップオンツールズの本社でこの大統領令を出した。ウィスコンシンは「ラストベルト」(衰退した工業地帯)地域のひとつで、トランプ大統領の「米国優先主義」の呼びかけが受け入れられたところだ。大統領令の骨子は無作為抽選方式だった専門職短期就労ビザであるH-1Bを高学歴・高賃金技術人材にだけ出すよう発給要件を強化することだ。これを通じ相対的に賃金が安い外国人労働者の採用を抑制し米国人の採用を活性化するということだ。大統領令は連邦政府が政府主導事業を施行する際に米国企業の製品を優先的に使うようにする指針も盛り込んでいる。